インドネシアの首都ジャカルタ。
1万を超える島々で構成されているインドネシアの中の1つ、ジャワ島にある首都ジャカルタは高層ビルなどが立ち並ぶ、東南アジアでも有数の世界都市となっています。
そんな巨大都市ジャカルタですが、有名な観光スポットがそんなたくさんあるわけじゃない・・・というのがぼくの感想です。
そこで今回は、ジャカルタ中心部ならここに行くのがオススメという場所を3つ紹介します。
3つともジャカルタ中心部から近くにあり一気に回ることが出来るので、よりオススメです!
- モナス(独立記念塔)&ムルデカ広場
- 国立博物館
- イスティクラル大モスク
モナス(独立記念塔)&ムルデカ広場
インドネシアに住んでいる人は誰しも知っている独立記念塔モナス。
ムルデカ広場と言う大きな広場の中心部にそびえ立つ、全高137mもある大理石で出来ている塔には、エレベーターを使ってその頂上からジャカルタの街並みを見渡すことができます。
1階は歴史博物館になっており、インドネシア独立までの展示を見ることができます。
子ども(高校生まで) | 大学生 | 大人 | |
ミュージアム | 2,000ルピア | 3,000ルピア | 5,000ルピア |
ミュージアム&展望台 | 4,000 | 8,000 | 15,000 |
電子カード(30,000ルピア)もその場で購入が必要(持参していれば入場料のみ)
営業時間ー8時~16時・19時~22時(土日祝は深夜0時まで)
ムルデカ広場の敷地は75ヘクタールもありとても広い公園のようになっています。
中には芝生の陰でゆったりと過ごしている人がいたり、家族で散歩をしていたりと、ジャカルタに住んでいる人の憩いの場になっているようでした。
フードスペースの様な出店がまとまっているエリアもあり、気軽に現地の料理を楽しめることもできます。
ざ定番インドネシア料理ナシゴレン(約250円)を食べましたが、やはり安定のおいしさ!
ムルデカ広場の中央にあるモナスに入るのに入口がどこか迷いましたが、直接塔へ向かうのではなく広場の北にあるゲートから入口へ行けるようになっています。
1度階段で地下に降り、その場にあるカウンターで入場料を支払います。
入場するには電子カードを持っている必要があり、その場で購入しました。
どうやら現地の人は持っているようで、それを使ってゲートを通りました。
ゲートをくぐると地下の道を進んで行くと塔のふもとまで繋がっていて入ることが出来ました。
どおりでいくら塔の周りをぐるぐる回っても入口が見つからない訳です!
入口を入ったエリアは博物館になっておりインドネシア独立までの歴史などが展示してあります。
モナスの中は撮影NGエリアがあり、中々思うように写真を撮れませんでしたが、その都度その都度スタッフさんに確認しながら写真を撮りました。
博物館から階段を登ると塔のふもとにあるエリア(台座?)にでます。
ここでは観光客はもちろん、現地の人もゆったりと時間を過ごしているように見えました。
このエリアに塔の頂上へ登るエスカレーターがあり、そこにもゲートとスタッフさんがいるので、最初に購入したチケット(QRコード)を読み取らせてゲートを通ります。
エスカレーターは5~8人くらいしか乗れない大きさなので、ここで少し列ができ少し時間がかかることがあります。
エスカレーターで塔の頂上へ着くととても壮大な景色が待っていました。
そこは風がとても心地よく、ジャカルタの街が見渡せるようでした。
所要時間は約1時間~2時間程でした。
ジャカルタに住んでいる人は誰でも知っているというくらい有名な観光スポットです。
入場料も高くないので、とてもおススメな観光スポットです。
国立博物館
インドネシア最古で最大の博物館である国立博物館はモナスがあるムルデカ広場のすぐ西側にあり、モナスと一緒に観光するのに丁度いいスポットです。
また、毎週火曜日と第一土曜日の朝10時半から無料日本語ガイドをしてもらえるので、英語に不安な方は日にちを合わせて行ってみてはどうでしょうか。
営業 | 8時~16時 (金)16時半まで (土・日)17時まで |
定休 | 月曜日 |
HP | https://www.museumnasional.or.id/ |
料金 | 10,000ルピア |
入口入ってすぐ左側にカウンターがあり、そこで支払いを済ませます。
そこでもらったレシートをゲートで見せて入場することができます。(※上の写真はゲートをくぐった反対から撮っております)
ぼくはリュックを背負っていましたが、どうやら大きな荷物を館内へ持ち込むことはダメみたいでした。(ポーチはOK)
しかし、ゲートをくぐったすぐの両サイドにロッカーがあり無料で使うことが出来ました。
海外のロッカーで無料なんて珍しいなと思いました。
博物館内は基本写真などの撮影はOKでした。(ただ1つのエリアだかNGな所あり)
博物館の最初に目にするのはたくさんの像たち。
中でもヒンドゥー教の神様ガネーシャがたくさんいたのが印象的でした。(ぼくがそれしか知らなかっただけかもですが…)
インドネシアの歴史や文化が学べる展示がたくさんあり、写真も載せきれない程ですが、特にぼくが印象に残っているのは武器や船などの展示(漫画キングダムが好きなため)
そして太鼓や弦楽器のような楽器なども見ていて、時代が変わるにつれて変化を見ることができとても楽しかったです。
所要時間はしっかりじっくり回ると2時間~3時間程かかるくらいとてもたくさんの展示品があります。
早足でテンポよく回っても1時間程かかるかなと思います。
でもやはり英語やインドネシア語が堪能でないと深く理解をすることが難しいので、良ければやはり火曜日を狙って無料日本語ガイドしてもらうことをおすすめします。
イスティクラル大モスク
東南アジアで1番大きなモスクで世界でも3番目に巨大なこのイスティクラル大モスク。
インドネシアの人々の多くはイスラム教で1日に5回、聖地メッカに向かってお祈りをしています。
このイスティクラル大モスクにも多くの現地の方が通っています。
営業 | 4時~21時(10時) |
定休 | 金曜日(外国人) |
料金 | 無料 |
住所 | Jl. Taman Wijaya Kusuma, Ps. Baru, Kecamatan Sawah Besar, Kota Jakarta Pusat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 10710 インドネシア |
モスク自体は毎日オープンしていて現地の人は通っているようですが、外国人が見学しようと思ったら時間が決まっているみたいです。
金曜日は中に入ることができず(ぼくはたまたま金曜日に行って入ることが出来ませんでした)、別の日の10時からまた来てねと優しく警備員のお兄さんに教えてもらいました。
ということで日を改めて訪れてみました。
正面の門(向かい側に大きな教会がある方)から入り、そのまま正面に入口がありましたが、ここは違います!
どうやら正面から入れるのは現地のイスラム教の方で、外国人はこの入口の方から右側に専用の入り口がありました。
中は土足厳禁なので靴を脱いで裸足(ソックスOK)で入ります。
料金がいるかなと思いましたが無料で入ることが出来ました。
入口を入ったらすぐ左側に案内され、この通路を進んで行くと右手側に小さな部屋がありそこへ通されました。
どうやら10~20人くらいの外国人観光客はここでグループになって無料ガイド(英語)してもらえるとのことです。
タッチパネルで出身国や何人で来たかなど、簡単な情報を入力してグループが集まったら(時間になったら)無料ガイドプチツアーのスタートです。
ちなみに露出の多い服、肩が出ているような服だったり半ズボンなどは入ることが出来ませんが、無料でローブの様なものを貸してもらえるので安心です。
(ちなみに靴やバッグなどもこの待合場所に置かせてもらえ、モスクを回る時には鍵もかけてくれるので安心です)
最初に向かった先は大きな礼拝堂で多くのイスラム教の方がお偉いさん(?)のお話を聞いていました。
ガイドのお兄さんはとても丁寧に説明してくれました。
ここの歴史や広さ、この柱が…収容人数は…と単語単語はかろうじて聞き取れましたが肝心なところが分からない・・・
もっと英語の勉強をしないといけませんね。
ただこの礼拝堂の大きさや柱、そして天井の壮大でキレイさは見ていて心が洗われました。
次の場所へ移動する時も、この大理石のような建物の中を歩いているだけでとてもいい気分でした。
でっかい太鼓の紹介。
この説明は何1つわかりませんでいたが、どうやら昔お祭りの時に使われていたそうです。
ちなみにこの太鼓は叩かせてもらえます。ジャパニーズスピリッツを見せるしかありませんね!
最後にこの広場の様な場所。
ここはモスクの建物とそのバックに見える教会がとても映える撮影スポットで、みんな写真撮影していました。
ということでぼくも自撮りしてみました!
所要時間は約30分くらいの無料ガイドツアーでした。
1人でも回れるみたいですが、断然ガイドしてもらえた方が良かったなとすごく思いました。
ガイドのお兄さんはとても明るく優しく、英語初心者でよくわかってないぼくが後で質問しても、分かりやすい英語を使って簡単に説明してくれました。
まとめ
あまり観光スポットが多くないと言われているインドネシアジャカルタですが、この3つのスポットは場所も近くジャカルタ中心部にもあるのでとてもオススメ観光スポットです。
値段も全然高くつかないし、周りにもたくさん美味しいごはんを食べれる場所があるので、ジャカルタへ訪れた際には是非観光してみてくださいね。
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