海外旅行へ行くと決めたら、その国や地域のルール、治安、気を付けることなどしっかり知識を入れて行かないとトラブルに巻き込まれたり、言葉も通じずあたふたしてしまうことがよくあります。
ここではイギリス旅行へ行く前に持ってもらいたい知識をまとめて紹介します。
イギリス基本情報
イギリスは4つの国の集まり
日本人はよく「イギリス」と1つの国だと思っている方がいますが、実は4つの国の集まってできたのがイギリスです。
イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの4つの国です。
物価は高い?
£1=約164円(2022年7月現在)
東南アジアや南米などと比べると、決して物価が安いとは言えません。
しかし日本よりすごく高いかと言うとそこまでではなく、物によって同じくらいだったり、少し高かったりです。
感覚的に言うと、日本のスーパーで買える商品がコンビニで買うくらいの値段、そんなイメージです。
治安は良くない・・・?
よくネット検索してみると「イギリスではスリが多い」と盗難の被害が多いということで、あまり治安が良くないと言われています。
しかし、実際はお店の席をバッグで取っている人もいたし、フレンドリーで優しい人が多いと感じました。
もちろん全てではないので最低限の注意は必要ですが、ぼくは日本より治安が良いと感じました。
日本での注意ができていれば問題なく過ごせます。
車は左車線
自動車は日本と同じ左車線です。
車の交通マナーは、厳しく罰せられるため悪くありません。
逆に歩行者は信号を守るという法律がないため、赤信号でも車が来てなければ渡る人がほとんどです。
自転車は歩道を走れない
ロンドン市街では便利なレンタサイクル。
イギリスでは自転車で通勤をしている人もたくさんおり、しっかりルールが決められています。
日本のように歩道を自転車で通行するのは違法になるのでポリスに見つかっちゃうと捕まります。
必ず左側通行で車道を走り、自動車と一緒に走行するため車線変更や右折などするときはしっかり手信号をみんなやっています。
通貨は£(ポンド)とp(ペンス)
イギリスの通貨は£(ポンド)、そして小銭はp(ペンス)の2種類です。
ヨーロッパの国なのでユーロかと思いがちですが、イギリスだけ違うみたいです。
お札は、5ポンド・10ポンド・20ポンド・50ポンドの4種類。
コインは、1ポンド・2ポンド・1ペンス・2ペンス・5ペンス・10ペンス・20ペンス・50ペンス
とあります。
コインは数字が書いてないものもあるので(というかほとんど書いてませんでした)、形で覚えましょう。
っていうか1ポンドと2ポンドお札にしてよー・・・とぼくは思いました。
気温は夏でも快適、でも朝晩は寒い
イギリスにも日本と同じように四季があり夏は暑く、冬は寒くなります。
しかし1番暑い7月でも最高気温は25度前後とそこまで高くありません。
逆に夏でも天気が良くなかったり、朝晩は寒いと感じる日もあるくらい。
夏だからと言って、日本の服装で旅行へ行ってしまうと風を引いてしまうかもしれませんよ。
ですが実は、今年2022年7月20日にイギリス観測史上初、最高気温が40度を超えたというニュースがでました。
もしかすると今後は変わっていくのかもしれませんね。
あと梅雨はありません、と言ってますが6月7月よくゲリラ豪雨の様な雨が降る気がします。
ぼくの気のせいでしょうか?
コンセントはBFタイプ
海外では日本とコンセントのプラグの形が違うことが多いです。
それを知らずに旅行へ行って、いざホテルでケータイを充電しようと思ったらできない!?って場面に出くわします。
イギリスのコンセントのタイプはBFタイプの物です。
日本はAタイプ!
変換プラグというのが安く売っているので、1つ持っておくと便利ですよ。
嬉しいポイント
無料で観れる美術館や博物館が多い
イギリスでは無料で観ることができる美術館や博物館がとてもたくさんあります。
もちろん有料の所もありますが、イギリスを代表するあの「大英博物館」も実は無料で観れるってことを知っていましたか?
しかも、無料って規模じゃないでしょ!?ってくらしっかりした何時間もかけて回るような所が無料なのでとてもお得です!
人が優しく暮らしやすい
海外では普通なのかもしれませんが、お店の店員さんも、美術館のスタッフさんも、はたまた道行くすれ違う人さえとても気軽に笑顔で話しかけてくれますし、質問しても嫌な顔もせず答えてくれます。
日本人より温かさを感じることが出来ました。
英語さえ苦にならなければ日本人が移住しても暮らしやすい国だなと感じました。
レンタサイクルが安くて使いやすい
ロンドンで使えるレンタサイクルは£2で24時間使い放題と、とても安く観光スポットを回るのにもとても便利です。
750個所あるドッキングステーションでは、どこで借りてもどこで返却してもOKなので、地元の人にもよく利用されています。
街並みがもう芸術作品のよう
イギリスの街並みは石で作られてるものが多く、その装飾や雰囲気は日本にないものなので、街を歩いているだけで美術館の作品を見ているかのように思えてきます。
ぼくが始めてロンドンへ訪れた時は、「ヨーロッパに来たな~」と感動したことを覚えています。
もちろん大きなビルなどの近代的な建物もあるので、時代がミックスしているように見えました。
ちょっとマイナスなポイント
街にゴミがよく落ちている
ふと気付いたのが、イギリスの街には所々にゴミ箱が設置されています。
普通の事かなと思いましたが、よく考えたら日本では観光地みたいな所には設置されていても、普通の街中にはないよな・・・と思いました。
しかし、その割にはゴミがよく捨てられています。
何故でしょう?
ゴミ箱その辺にあるんだから、そこに捨てたらいいのに・・・
Yahoo!が使えない
2022年4月からイギリスではYahoo!ヤフーの利用が出来なくなっています。
サービス終了の理由は、具体的には発表されていません。
最初はネットに繋がらないくて「Wi-Fiの設定が悪いのかな?」と思いましたが、ただヤフーが使えないだけでした。
ヤフー検索に慣れている人は少し不便さを感じることがあるかもしれません。
イギリスでケータイが繋がらないと思ったら、まずヤフーで接続をしていないか確認してみてください!
24時間営業のお店が少ない
意外だなと思ったのが、24時間営業のお店がほとんどないという事です。
最近だと少しずつ24時間営業のスーパーなどできてきてはいるみたいですが、飲食店やバーですら深夜には閉まっていることが多いです。
きっと日本みたいに残業残業と夜遅くまで働かず、定時にスパッと仕事を終わらせ、夕方から飲んだり食事を楽しんだりして、夜には家に帰るんでしょうね。
(平日夕方に出来上がってる人がたくさんいました)
それにしても、24時間営業のネットカフェみたいなお店があればいいのになーといつも思います。
物売りが多い
街中で花を配っていたり、電車の中でポケットティッシュを渡されたり・・・
目の前に差し出されたら日本人だと無料で配っているポケットティッシュのような感覚で、サッと受け取ってしまいたくなりますが、きっとその後お金を要求されます!
それを知ったうえで受け取るかどうか決めてくださいね。
・・・ですが、いきなりすっと目の前に出されるとつい手に取ってしまうんですよね。
歩行者は信号を守らない⁉
イギリスでは車の規制がしっかりしており、監視カメラも所々に設置されて厳重に監視されています。
なので車の交通マナーは悪くないですが、歩行者には信号を守るという法律がないみたいです。
なので赤信号でも車が来ていなければ横断歩道を渡っている人がほとんど。
それが常識なんでしょうか・・・
しかし、信号待ちしていると一発でこの国の人じゃない!とバレてスリに狙われるという話も聞いたことがあります・・・
信じるか信じないかは、あなた次第です!
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