イギリスの首都ロンドンでは電車(特に地下鉄)やバスが主要交通手段としてとても便利に使われています。
ですが、便利な分電車もバスも少し値段が高いのと、英語が得意ではない限り慣れるまでに少し時間がかかるでしょう。
そこで、レンタサイクルがおすすめです。
ロンドンのレンタサイクルは1日£2で使い放題(1ポンド約164円・2022年7月現在)と値段的にもスポットの多さでも、とても利用しやすい街となっています。
ここでは、レンタサイクルの使用方法や注意点、ロンドンの交通ルールなどをみなさんにシェアしていきます。
↓レンタサイクル使用方法やロンドンの街並みを動画で見たい方はコチラ↓
ロンドン市街には観光スポットがたくさん
ロンドン中心部には魅力的な観光スポットがたくさんあります。
テムズ川が流れるこの下の地図のロンドン中心部10Km圏内にもこんなにたくさんの代表的な観光スポットがあります。
(細かく言えばもっとたくさんあります!)
街は平地が多くこの距離なら自転車の方が意外と早く着いたりもします。
旅行に行くとついつい美味しい物を食べすぎちゃうので、ちょっとした運動にもなってちょうどいいですしね。
レンタサイクルの使用方法
レンタサイクルの使い方を説明します。
ロンドンには「Santander Cycleサンタンデールサイクル」というサイクルスポットがたくさんあり、どこの場所でもレンタルができ、どこの場所でも返却できます。
レンタルスポット
レンタルの方法
レンタサイクルスポットへ行くと必ず横に、タッチパネルで操作ができる機械が置いてあります。(無人)
画面をタッチして操作していきましょう。(返却の時は操作不要!)
①日本語設定にできる
まず右下のイギリスの旗が付いてる「Change language」ボタンをタップして、日本語設定に変えることができます!
②言語選択ボタン
1番左下にある「日本語」ボタンを選びましょう。
すると日本語版で最初の画面へ戻ります。
③レンタルスタート
中央上にある「自転車レンタル」ボタンをタップし、操作を進めます。
④年齢制限
年齢制限の確認画面になります。
レンタル契約できるのは18歳以上、この自転車に乗れるのは14歳以上というものです。
よければ右下の「OK」ボタンをタップ。
⑤プライバシーに関すること
クレジットカードやネット登録もあるので、そのプライバシーに関するページです。
一応目を通して右下の「OK」ボタンをタップ。
⑥プラン内容確認
プランは1プランです。
24時間利用でき、1回30分以内に返却すれば何度でも利用できます。
確認をして右下の「OK」ボタンをタップ。
⑦支払いカードの提示
ここでディスプレイの右下に付いている、カード決済用の機械にカードを読み込ませます。
(ここでは確認だけで、支払いではない!)
⑧カードを読み込ませる
タッチ決済できるカードを持っていると便利。
差込口もあるのでなくてもできます。
(※ちなみにイギリスはカード決済しかできないお店がたくさんあるのでカードは必須)
⓽読み込み中
ここで初回のレンタルか2回目以降のレンタルかの確認をしています。
2回目以降なら同じ操作でこのまま支払いをせずレンタルできます。
⑩利用台数選択
1~4台までレンタルすることができます。
(料金は1台あたり£2)
スポットに借りたい台数あるか確認して、「数字(1~4)」ボタンをタップ。
⑪時間・台数・金額の確認
確認して問題がなければ右下の「OK」ボタンをタップ。
⑫利用条件を確認
利用条件が31ページあります。
「次へ」ボタンで確認して、OKって方は「利用条件に合意に合意します」ボタンをタップ。
⑬カードで支払い
先ほど読み取らせた同じカードで支払い。
※読み取るまでに少し時間がかかることもあります。
⑭この画面になれば成功
この画面になれば右下の「OK」ボタンからあともう一息。
※この写真では画面中央上に黒い〇がでてるが、これはただのディスプレイの故障。
⑮ロックナンバーの紙が出てくる
先ほどの画面から「OK」ボタンをタップすると、自転車のロックを解除できる5桁の数字が書かれた紙が出てきます。
⑯1回しか使わない
ちなみに、自転車を返却する度にロックナンバーは変わるので、1度使用したらこの紙はもういりません。
⑰ナンバーを押そう
自転車のロック板にナンバーボタンがあるので、数字を順に連続で押していこう!
⑱ナンバーを押すと・・・
紙に書かれたナンバー5桁を押すと(決定ボタンとかはない)、黄色い光が数回点滅して・・・
⑲青い光になると成功
青の光が付くとレンタルできます。
そのまま自転車を引っこ抜くようにして取り出しましょう。
数字を間違えたら赤の光が付きます。
焦らずまた正しいナンバーを入力すれば問題なしです。
返却の方法
返却方法はとても簡単!
①空いているレンタルスポットを探す
空いているレンタルスポットを見つけましょう。
30分以内に返却しないと、再び£2料金がかかってしまうので気を付けよう。
②自転車をセット
ロック板に勢いよくガシャンと押し込む。
ちゃんと押し込めたら黄色い光が点滅します。
きちんと入らなかった場合、光が点滅しないのでもう1度しっかり押し込んでみてください。
③青の光が付くと返却完了
黄色い点滅後、青の光が付くと返却完了です。
またすぐレンタルしたい方は、最初と同様にタッチパネルからレンタル開始しましょう。
これだけです。
返却して5分経てば再びレンタルできます、とネットでは書かれていましたが・・・
チャレンジしてみたら、普通に返却してすぐでもレンタルできてしまいました!
なので30分時間が経ちそうだと思ったら近場のドッキングステーションに返却して、すぐその場で再び借りれば追加料金はかかりませんよ。
注意点
交通ルールを守ろう
イギリスでは歩道を自転車で走行するのは違法になるので気を付けましょう。
イギリスの車道は日本と同じ左側通行。
自転車も左車線を走り、右折したいときには車道の右側道路を通りましょう。
(不安なら自転車から降りて歩道を使うのも可)
ちなみにイギリスの自転車に乗っている人はしっかり手信号をやっていました。
左折したい時には左手を斜め下に伸ばして、右折したい時には右手を斜め下に伸ばす。
車と一緒に走行するので、特に右折するときや車線変更するときは手信号を使いましょう。
意外とスポットを見つけにくい
ロンドンには750個所もドッキングステーションがあります。
ですが、すぐ見つかると思っていても場所によっては意外と見つけれないことが多々あります。
上記でも述べたようにGoogleマップで「Santander Cycle(サンタンデールサイクル)」と検索すれば、近場のスポットとレンタル状況(自転車がいくつあって、いくつ借りられているか)が確認できておすすめです。
無料で15分延長ができる
ドッキングステーションを見つけいざ返却しようと思っても、全ての返却場所が埋まっている場合があります。
そこで便利なのが15分延長ができるシステムがあります。
ディスプレイをタッチして、最初の画面の「自転車のレンタル」ボタンの左下にある「ドッキングポイントが満杯」ボタンをタップします。
ドッキングステーションが満杯じゃないとこのボタンは表示されてないと思います。
レンタルした時に使用した同じカードを読み取り機に読み取らせます。
自分が乗っている自転車の番号を入力する画面がでるので、番号を入力します。
(※ここの番号は最初に発行されたレシートに書かれている番号ではないので注意!)
自転車にはそれぞれ5桁のナンバーが決まっています。
車体の横に書かれているのでその番号を入力しましょう。
(※たまに数字が消えて読みにくい自転車があるので注意)
まとめ
レンタサイクルは1度やり方を覚えてしまえば簡単にレンタルができます。
機械は日本語対応にもできますし、24時間の内なら使い放題なので、例えば前の日の夜にレンタルしていたら次の日の朝はまだ24時間以内で使用できたりします。
ぜひロンドン観光する方は便利でお得なレンタサイクルを利用してみてください。
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