タイの首都バンコクから北へ約76m程に位置する、1300年代に建設された古代王朝の都、アユタヤ遺跡。
タイへ訪れたら必ず行ってみたい観光スポットのアユタヤ遺跡ですが、電車やバス、タクシーなど行く方法は様々です。
ですが、タイ語はもちろん英語も自信がない方は、値段交渉がいるタクシーや路線がたくさんありすぎてわかりにくいバスはちょっと苦手な方は少なくないと思います。
(実際ぼくがそうです!)
なのでここでは、バンコク市内からアユタヤ遺跡まで電車だけを使った方法を紹介します。
日本に比べてタイの電車料金はとても安いので、料金も抑えられておすすめの移動手段です!
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バンコクからアユタヤまで
バンコク市内からアユタヤへ行くにはいくつか方法がありますが、おすすめなのは「クルンテープ駅(Krung Thep )」から国鉄を利用し「アユタヤ駅(Ayutthaya)」へ向かう方法です。
乗車券の料金・時間
値段は安く片道20バーツ(約76円・2022年9月現在)、乗車時間は約1時間30分程で行くことができます。

クルンテープ駅はとても広くここから東西南北、様々な場所へ行けるみたいです。
この駅はフアランポーン駅ともバンコク駅とも呼ばれていています。
(Googleマップで検索したところ、クルンテープと表示されているので、ここではクルンテープ駅と呼びます)
特にアユタヤ駅から帰り便では、バンコク駅と書かれているので「バンコクまで行きたい」と駅員さんに伝えるとちゃんと伝わります。
乗車券の買い方

電車乗り場を正面に見て、左側にチケット売り場があるので、そこでチケットを購入します。
左上の電光掲示板に出発便の時間などが表示されています。
ぼくがチケットを購入するときは、いつも
「Can I get a ticket to Ayutthaya?(きゃないげら ちけっととぅアユタヤ)」
と言います。
でも、駅員さんも観光客に慣れているので「ワンチケット・アユタヤ」でも通じるので心配なしです!

Ordinary(普通)・Rapid(急行)・Express(特急)・Special Express(超特急)と4種類あり、その中で座席はクラス1・クラス2・クラス3とあります。
ただ各駅停車のOrdinary(普通)が1番便も多く、クラス3でも日本の地方の電車のような感じで普通に乗れるので十分です。
席のグレードは時間によって決まっているので、時間と料金を見てどのグレードの便に乗るか検討してくださいね。
時間になったら早めにプラットフォームへ

プラットフォームは番号が付いていて、その下の電光掲示板に便名など表示されているので分かりやすいです。
ただ、プラットフォームは1番から12番まであるので、駅員さんに聞く方が早い!と思いぼくはすぐ聞きいて教えてもらいました。
チケット見せて「Which gate do I go to ?(ウィッチゲート ドゥアイゴートゥ)」って聞けば優しく教えてくれます。
難しければ、きっと「ウィッチゲート?」とか「マイゲートナンバー・・・?」とかでも通じると思いますよ。
乗車券の見方

乗車券はこのような感じです。
座席番号が決まっていて、自分が予約した番号の席に座ります。
乗車券は車内で駅員さんが確認しに来るので、そこで見せてキップを切ってもらいます。
実際の乗車券で書いてある内容を説明します。
乗車券内容
75 EXPRESS・・・車両名
Bangkok・・・・・出発駅名
Ayutthaya・・・・到着駅名
Class3・・・・座席クラス
Car3・・・・・何車両目か
(ここでは3車両目)
Seat57・・・・座席番号
20.-・・・・料金(20バーツ)
19/9/2022・・・・日付
Dep.08:20・・・・出発時間
Arr. 09:41・・・・到着時間
国鉄クルンテープ駅までの行き方
国鉄クルンテープ駅まではMRT(ブルーライン)という地下鉄の路線を使うと、隣接している「フアランポーン駅」へ行くことができるのでおすすめです。
もちろんバンコクでは、タクシーやトゥクトゥク(三輪タクシー)、バイクタクシーなども数多く値段も安く乗れます。
ですが値段交渉をしないといけないので、英語に自信がない方はやはり電車が無難でしょう。(値段も高くありません)
地下鉄MRTの乗り方

バンコクでの電車の乗り方はとっても簡単です。
券売機の画面はタッチパネルのようになっているのでまず、タイ語で表記されている文字を右上のボタンで英語表記に変えましょう。
画面には路線図が表示されているので、行きたい駅を選んでタップします。
そうすると料金が表示されるので(路線図の画面でも料金はわかります)、最後にお金を入れて終わり。

行きたい駅までを選択してお金を入れると、トークンと呼ばれるプラスチックのコインが出てきて、これがキップのようなものです。
ちなみに窓口でももちろん購入できるので、もし券売機が分からない場合は窓口で購入してみてください。
英語は通じますよ。

改札口では、購入したそのトークンをタッチするとゲートが開きます。
トークンは到着出口で利用するのでなくさないように持っておきましょう。

目的地に到着し、改札口を出る時はコインを入れる場所があるのでそこへトークンを投入するとゲートが開き出ることができます。

地下鉄なので改札を通ったらだいたいエスカレーターで地下へ降りていくとプラットフォームがあります。
入口の上に路線図が貼ってあり進む方向が確認できるので、どちらのプラットフォームか分かりやすいです。
行きたい駅の名前さえ分かっていると、バンコクでの電車の乗り方は簡単です。
利用する前に目的地の駅名を確認して、電車を有効活用してみてくださいね。
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