テニス四大大会の1つウィンブルドン選手権はテニスファンなら誰しも1度は観戦してみたいと思う大会ですよね。
ただ、いざチケットを手に入れようと思っても、毎年チケット抽選はすごく倍率が高くなかなか取ることが難しい。
確実に買えるディベンチャーチケットというものもありますが、定価の値段の10倍や20倍もする値段になっています。
そこで1番おすすめな購入方法が、直接現地で当日券を買う方法です!
ウィンブルドンのチケットは当日券も毎日各チケット500枚ずつ用意されており(グラウンドチケットは約2,000枚程)、整理券をもらった順番に好きなコートのチケットを取ることができます。
※チケットの種類の説明は下の項目にて
こんな方たちのために
でも当日券は確実じゃないから不安だ
どうやって列にならんだらいいか分からないわ
こんな思いをしている方も少なくないはず。
そこで実際に整理券をもらって当日券でウィンブルドン観戦をしてきた情報をみなさんにシェアします。
チケットの買い方、会場までの行き方、本当に当日チケットを購入できるのか・・・
ぜひ参考にしてみてください。
実際にウィンブルドン2022大会へ行き
たくさんの発見をしたぼくが
みなさんにシェアしますね♪
↓ウィンブルドン当日チケット買い方や現地の雰囲気を動画で見たい方はコチラ↓
当日チケットの手に入れ方
それでは、当日チケットの手に入れ方を解説します。
もちろん数に限りがあるので確実にチケットを取れるというものではありません。
ですがぼくが実際行ってみて感じたのが、かなりの確率でチケットはゲットできると思いました!
大会期間中毎日、センタコート500枚・No1コート500枚・No2コート500枚・No3以下のコート全てを見れるグラウンドチケット約2,000枚と当日券が準備されているので
単純計算、500番以内の整理券を取れたらセンタコートに入れるチケットが取れて、3,500番以内の整理券を取れたらグラウンドチケットは取れ、会場に入れますからね!
並ぶ場所はウィンブルドン会場じゃない
まず、当日チケットを購入するためにはキューチケットという整理券をもらって列に並ばなければいけません。
そこで最初のポイントは、キューチケットをもらえる場所はウィンブルドン会場ではなく、その隣(東側)にあるウィンブルドンパークという広い公園になります。
直接ウィンブルドン会場へ行かないように気を付けましょう。
(事前にチケットを持っている人は直接会場へ行きましょう!)
近場の駅は「サウスフィールド駅」
ロンドンではアンダーグラウンドと言って、地下鉄がとても便利に使えます。
(地下鉄のマークは赤い丸に紺色のバーの中にアンダーグラウンドという文字)
ウィンブルドンへ行くのもこの地下鉄を使うのが便利です。
ここでの気を付けるポイントは、降りる駅はサウスフィールド駅ということです。
ウィンブルドン駅という名の駅もあるので、ついついそこだと思いがちですが、そこで降りると遠いです。
サウスフィールド駅から下車して真っすぐ道を進んで行けば、キューチケットをもらえるウィンブルドンパークにたどり着くので、とてもわかりやすく迷うことはないでしょう。
キューチケットをもらおう
ウィンブルドンパークの入り口(道の左手側に入口が見えます)の前には必ず蛍光の黄色い服を着たスタッフさんがいるのですぐわかります。
いざパーク内に入ると道が仕切りで作られてあり、それに沿って進んで行くとキューチケットをもらえる列が見えてきます。
所々にスタッフさんがいるので分からなければ優しく案内してくれるので安心です。
列の前には「K1・K2・K3・・・・」と立て札が立っていて、K1と数字の低い方から先頭で順々に列が並んでいます。
列の最後尾には「Q」の文字が入った黄色い旗を持っているスタッフさんが必ず立っているのでそこが並ぶ目印になります。
もちろんとても広いパークなので分からない場合はそこら辺にたくさんいるスタッフさんが「あそこが最後尾だよ」と教えてくれますよ。
英語が分からなくてもジェスチャーで分かるはずです。
最後尾へ行くと何も言わなくてもキューチケット(整理券)を渡してもらえます。
このチケットの番号は「1,768番」
キューチケットを持っていると数十分なら列を離れても構わないとスタッフさんが言っていました。
Booking.comチケットの種類は4種類
ウィンブルドンチケットはこの4種類
- センターコートチケット
- No1コートチケット
- No2コートチケット
- グラウンドチケット
ウィンブルドンのチケットはこの4種類!
・センターコート・No1コート・No2コートのチケットは、それぞれ何列目(アルファベット)の何番目の席(数字)と記してあります。
しかもキューチケット(整理券)をもらってチケットを購入する人の方が、ネット予約をしたり抽選でチケットを購入した人より前の方のいい席を購入することができます!
(実際ぼくの場合センターコートの前から8列目で観戦ができました。)
・グラウンドチケットは、No3コートより下のコートならどこでも観戦することができます。
ウィンブルドンのコートは、No12コートやNo18コートも大きなコートなので、トッププロ選手がこのコートでプレーすることもよくあるので、グラウンドチケットでも十分楽しめます。
もちろんセンターコートチケットでもNo3以下のコートを自由に見ることも可能です。
(でもセンターコートチケットを持っているからといって、No1・No2コートには入れない)
チケットは定価の値段で買える
この値段表は2022年度のもので毎年同じではないかもしれませんので、ご注意ください。
もちろん決勝に近づくにつれて値段は高くなっていきますが、現地で購入する場合は定価のこの値段で買えます。
これは日本で購入するよりかなりお得だと思います。
みなさん1度はチケットの値段を調べて、ギョッとした経験があるのではないでしょうか?
当日券はより前の席で観戦ができる
上でも述べたみたいに、キューチケットから購入する当日チケットは、ファミリーボックスや関係者席を除いてコートにより近い席に座ることができるようになっています。
Booking.com実際に並んでチケットをゲットしてみた
ここでは実際並んだ時の体験を元に会場へ入るまでの流れを紹介します。
何時に行けばいいか・・・
ウィンブルドンの第1試合はだいたい11時からスタートします。
そこで何時から列に並ぼうか考えた結果・・・初日は朝の6時にウィンブルドンパークへ行きキューチケットをもらうことにしました。
そこでもらえたキューチケットはなんと1,700番台!
この番号で「No2コート」のチケットを購入することが出来ました。
もちろんセンターコートチケットとNo1コートチケットはもう売り切れ。
どのチケットを購入するかを決めたら(スタッフが聞きに来ます)腕にどのコートを買ったか分かるバンドをしてもらいました。
これはもしかして本気出したらセンターコートチケットを狙えるのではと、見たい選手が何日目になるかも考えながら訪れたのが4日目。
深夜12時から並んでみました!
当然周りはテント組ばかりでしたがぼくたちはレジャーシートにブランケット。
でもお酒を飲みながら、熱湯をボトルに入れてきてカップ麺を食べたりとキャンプみたいで、意外と苦になりませんでした。
そしてテント組と朝まで並んだ甲斐があってなんと!?
400番台のキューチケットをゲット!そして、
センターコートチケットを購入することができました!
持参して行けば良かったアイテム
キューチケットをもらうために並ぶウィンブルドンパークはとても広い芝生の公園みたいな場所です。
仮設トイレはちょっとしたキッチンカーの様なお店も出ており、テントやレジャーシートがあればキャンプとして楽しみながら待つことができます!
持参したお酒やごはんを食べながら、誰の試合を観ようかと楽しみも膨れてきますよ。
下記でも紹介しますが、ウィンブルドンでは有料ですが荷物を預けることができます。
なのでキャンプグッズを一式預けて試合観戦には身軽な格好で、という人もたくさんいました!
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並ぶパークにはお店や荷物預り所も
会場に入るのには荷物の制限があるものの、荷物を預かってもらえる場所があるので(テントグッズは£5、それ以外は£1※2022.7月現在は£1ー約165円)、キャンプ好きな人は絶対前の日からテント張って、アウトドアを楽しみながら列に並ぶというのもありだな、と思いました。
(BBQはさすがにできないと思うけど・・・)
さすがに深夜にはやってませんが、ハンバーガーやホットドック、コーヒーなどが売っているキッチンカーの様なお店もいくつかあるのも嬉しいですね。
もちろんトイレもありますよ。
列が動き出すのは・・・
400番台のキューチケットで並んでる時は、7時半頃には列が進み始めました。
1,700番台のキューチケットで並んでる時は、その列は9時半頃に進み出しました。
会場までいろんな景色
会場まではそこそこ離れているし、列も長いためゆっくり少しずつ進んで行きます。
会場までは写真スポットで記念写真が撮れたり、無料でコーヒーをもらえたり、選手のインタビュー映像が流れていたりと、列に並んでいても楽しめるようになっていました。
でもこんなのやっていたら順番抜かされちゃうんじゃ・・・と思いますよね?
ところがどっこい、海外だから…かみんなウィンブルドン仲間だからか…
みんなまるで知り合いに話しかけているかのように「あなたの番号何番?」と気軽に聞いてちゃんと自分の列に並んでいました。
ぼくも自分の列を見失って「439~!!」と言っていたら
「私440番だからあなたここだよ~(英語で)」と優しく教えてもらいました。
これぞウィンブルドン!
入場前に支払い&荷物チェック
いよいよウィンブルドン会場前で支払いです。
腕にしているバンドの列へ行き支払いをしたら、当日チケットをここでもらえます。
ちなみに、ウィンブルドンは全てカード支払いのみです。
会場内の食事やお店でも現金は一切使用できないので、お気を付けください。
後は荷物チェックを済ませればもうすぐに会場に入れます。
荷物は厳しくチェック項目があります。
基本1人につきバッグは1つだけ
バックサイズは40cm×30cm×30cm以内のもの
【持ち入れないもの】
・ナイフ・鋭利な物・照明装置・キャンピングセット・自撮り棒・300mmを超えるカメラレンズ・チェーンや南京錠・キャリーケース・横断幕や大きな旗・水筒…などなど
でも実は・・・ぼくの持って行ったバックパックが45cmとサイズオーバーでした。
ダメかな~・・・と思いきや、全然OKでした。
しかもバックの中身チェックも・・・ちょっと甘い?担当者によるのかもですが。
バッグの大きさはよほどサイズオーバーしてなければ大丈夫そうです!
もし持ち込みできないものがあっても会場入り口の近くにも荷物を預けれる場所があるので心配しなくても大丈夫です。
会場へ入ったらすぐにどの選手がどのコートで試合をするか、オーダーオブプレイのボードがあるのでどのコートへ見に行くか計画を立てれます。
そしてその横にはセンターコートがドーーンです。
まとめ
いかがでしたか?
当日現地でチケットを購入するための方法をギュッとまとめてみました。
ぼくもはじめてウィンブルドンへ行ったときは不安だらけでしたが、これだけ知識をつけたらもう怖くないです。
みなさんも是非この記事を参考にして、テニスの聖地ウィンブルドンへ観戦に行ってみてくださいね。
ぼくも絶対また行きます。
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