登山やトレッキングは年々たくさんの人が始められていて、その人口も徐々に増えていますね。
でもいざこれから始めようとトレッキンググッズを揃えようと思っても道具はピンからキリまで、中々たくさんのアイテムがあり、それが原因で少し敬遠してる人も少なくないのではないでしょうか。
そこで登山初心者ながらヒマラヤ山脈に位置する最高標高5,400mある「アンナプルナサーキットトレッキング」に挑戦したぼくが、初心者だったからこそできる持って行って良かったアイテム、いらなかったアイテムなどを含めおすすめトレッキンググッズを紹介します。
ヒマラヤ山脈じゃなくても、これから登山やトレッキングを始めたい方にも参考になると思うので、是非ご覧ください。
【この記事を書いた人】
にしたくと
1年の半分を海外で生活をしながら、ブログやYouTubeなどを発信している旅ブロガー。
登山初心者ながらネパールへ1ヵ月間、ヒマラヤ山脈に位置するアンナプルナサーキットへ挑戦。
無事最高標高5,400mの登頂に成功した。
にしがトレッキングの為に準備したもの
日本で購入したアイテム
- ゴアテックスジャケット&パンツ
- ゴアテックスシューズ
- ウルトラライトダウンジャケット
- 薄めの長ズボン
- ゴアテックスハット
- バックパック65ℓ
現地で購入したアイテム
- スティック
- ボトル×2
- あったかソックス
- フリースジャケット
- トレッキングパンツ
- シュラフ(-5℃)
- ごつめの手袋
- 薄めの手袋
持参したアイテム
- Tシャツ5枚
- 半ズボン2枚
- 下着5日分
- サングラス
- ゴアテックスハット
- ニットキャップ
- 耳当て
日本で購入して良かったもの
アンナプルナトレッキングへ行く方は、ネパールの都市カトマンズやポカラなどで安くなんでもトレッキンググッズを揃えることができます。
おそらく格安の多くが偽ブランドの物ですが、それでも使えないことはないので初心者のぼくはそれでもいいかなと思っていました。
しかしトレッキング中、これは日本で購入しておいて良かったという物がありました。
偽ブランドよりはもちろん値が張りますが、それでも良い物を持っていた方がいい、そんなアイテムを紹介します。
ゴアテックスのジャケット&パンツ
約2週間富士山よりも高いヒマラヤ山脈でのトレッキングは、時には-20℃近く気温も下がることも。
そんな中のトレッキング中、ゴアテックスのジャケットとパンツはとても優秀でした。
ぼくはTHE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)のマウンテンライトジャケットとクライムライトジップパンツをアマゾンで購入しそのままネパールまで持参しました。
山は標高が上がると風が強くなり、風が吹くと体感温度を下がりとても寒くなります。
しかしゴアテックス製品という事もあり、着るだけで驚くほど風をブロックし、中に来ているライトダウンジャケットなどで温まった熱を逃がさないので、本当に購入して良かったとつくづく実感しました。
また雨や雪が降ってきた日も、防水機能も優秀なため雨具としても利用できました!
日本の山をトレッキングする人も、ジャケット&パンツは1つ良い物を持って行くことをおすすめします。
普段着としてもカッコよく着こせますしね。
ゴアテックスのトレッキングシューズ
やはりトレッキングシューズやブーツは良い物を持っておくことをおすすめします。
ぼくが購入したのは、THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)のトレッキングシューズです。
ぼくは以前くつはなんでもいいやと安い物をいつも履いていましたが、クッション性も良くなく長時間歩くとすぐに足が痛くなっていました。
その分このトレッキングシューズは足をキュッとホールド感もあり疲れにくいと感じました。
もちろんゴアテックスで防水なので雨が降ってきても濡れません。
山では1度濡れてしまうとなかなか乾かないので、やっぱりゴアテックスは優秀ですね。
現地で購入でも良かったもの
- スティック
- シュラフ
- 集めのソックス
ぼくはトレッキンググッズの多くはネパールの首都カトマンズで安い物で揃えました。
それでもしっかり使えて、しかもめちゃくちゃ役に立ちとても重宝しました。
スティック
スティックはトレッキング仲間には「あってもなくてもいいよ」と言われていました。
でも、現地で2本1,000円で買うことができたので購入して持って行きました。
スティックは突きながら歩くことで、足にかかる体重の負荷を分散させることができます。
結果めちゃくちゃ助かりました。
トレッキングにはなくてはならないアイテムだと強く感じました。
シュラフ
アンナプルナサーキットは、トレッキングの道中にある村の宿で泊まりながら進んで行きます。
村の宿にはベッドがあって布団もありますが、部屋には暖房器具なんてありません。
外の気温は標高の低い所で0℃近くまで、標高が上がってくると-20℃になる所もありました。(にしが行ったのは2月~3月)
結果シュラフを使用してさらにその上に布団をかけてギリギリ快適に寝ることが出来ました。
日本で売ってる高級なシュラフならもっと余裕で暖かかったかもしれませんが、現地の3,500円の物でも案外大丈夫でした。(ただちょっと重くてでかい・・・)
ちなみに一応ノースフェイスで(おそらくパチモンでしょうが)このくらいのシュラフを買おうと思ったら日本では数万円はするでしょう。
集めのソックス
トレッキング用の普通のソックスも、もちろん持参していました。
しかしやはり標高が5,000mに近づいてくるにつれて足の指が冷たい!
特に寝る時に重宝しました。
実は集めのソックスは買うつもりはなかったのですが、カトマンズのお店で店員さんにおすすめされて1,200円の物を値切って1,000円で購入しました。
「使うかな~?」と思っていましたが、なかったら後悔するところでした。
店員さんありがとう!
持って行ったがいらなかったもの
ぼくはアンナプルナサーキットトレッキングには、グレゴリーのバックパック65ℓを持って行きました。
始めてのヒマラヤ山脈で必要なアイテムがわからず多めに持って行けるように結構大きめのものを選びました。
グレゴリーのバックパック自体はすごく良かったです!
しかし!?
容量はたくさん入るのですが、入れすぎて20kg以上超える重さになってしまいました。
結果トレッキングが中々キツくなりました。
ここでは、アンナプルナサーキットから帰って「これいらなかったな~」と言うものを挙げていきます。
たくさんの衣類
Tシャツや下着類は5日分ほど、スポーツタオルは3枚持参していました。
結果全然使用せずに、バックパックの容量を取ってとても邪魔になり何枚もいらなかったです。
ぼくの場合はTシャツ2枚、下着類2セット、タオルは小さめの物2枚で十分でした。
アンナプルナサーキットでは、宿のシャワーがお湯が出ない所も多いため寒くてお風呂に入れことが多いです。
汗もそこまでかかなくて同じ服を何日も着続けたり、下着類はちょいちょい手洗いしてバックパックに付けて干しながら歩いていました(笑)
天気が良い日はけっこう1日で乾くんで、下着は2セットだけしか使いませんでした。
その他トレッキング中あって良かったもの
日焼け止め・ハンドクリーム・リップクリーム
はい!とても乾燥します!
日焼け止めはもちろん、普段乾燥しない人も唇や手がバキバキになってしまします。
これは普段使用している物で全然大丈夫ですが、おすすめなのはネパール現地で打っているHimalayaヒマラヤ製品のハンドクリームやリップクリーム。
とてもしっとりとしてしかもどこでも安く売っているので、ネパールへ行かれたかたは是非手に取ってみてください。
スポーツ用Tシャツ(速乾性)
普段着る用のTシャツを何枚か持って行ってましたが、それよりもスポーツ用の速乾性があるTシャツが通気性もあり洗濯してもすぐ乾いてとても重宝しました。
ぼくはテニスをしていたのでその時のTシャツを持って行ってましたが、結局そればっかり着ていました。
おすすめです!
ハット
これも日差しの問題ですが・・・やっぱ標高が高いせいか日差しが強い気がする(気のせい?)
ぼくはニットキャップも持参していて、日が暮れたり寒い時はかぶっていましたが、日中はツバが広いハットが目に直接入らなくて持ってきてとても良かったです!
ちなみにゴアテックスのノースフェイスのハットです。
まとめ
いかがでしたが?
登山やトレッキング初心者がいきなりヒマラヤ山脈に行って肌に感じた経験をもとに得た発見をみなさんにお伝えしました。
やはり始めてトレッキングにチャレンジしようと思ってもアイテム準備がわらなくて中々踏み出せない、そんな方の背中を少しでもプッシュできたらなと思います。
道具を揃えていくのも結構楽しいもんですよね。
是非参考にしてください。
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