沖縄本島から南西へ約509kmの位置している日本最西端の島与那国島(よなぐにじま)は、台湾から111kmの距離でもはや海外の様に、独自の雰囲気を味わえる島になっています。
この記事ではそんな与那国島の見どころをギュッとお届けします。

・周囲約27km
(島1周車で約1時間、自転車で3時間)
・日本の秘境100選
・断崖絶壁、黒潮の海はコバルトブルー
与那国島への行き方

与那国島への行く手段は飛行機か船の2択。
那覇から向かう場合は飛行機しかありませんが、石垣島からはフェリーか飛行機のどちらかで向かいます。
飛行機は「那覇」もしくは「石垣」から
与那国島へ飛行機で向かうには、沖縄本島那覇空港からか、石垣島の石垣空港からしか出航していない為、他の場所から行く場合は乗り継ぐ必要があります。
石垣空港から与那国空港へは1日3便出航していおり
与那国空港から石垣空港へは1日4便のみになります。
飛行機の情報
【所要時間】約30分
【便数】1日3~4便
【問い合わせ先】RAC(琉球エアーコミューター)
石垣空港発 | 与那国空港発 | 運行会社 |
---|---|---|
10:05 | 9:00 | RAC |
15:25 | 14:15 | RAC |
× | 16:25 | RAC |
17:45 | 18:45 | RAC |
石垣港からフェリーでも迎える
2024年4月現在、与那国島には石垣港からのフェリーに乗る必要がありますが、毎日出航している訳ではありません。
時期によって変更される場合がありますので、利用される場合には最新情報を確認することをおすすめします。
フェリーの情報
【所要時間】約4時間
【便数】週2便
【運賃】片道3,550円・往復6,750円
【問い合わせ先】福山海運
石垣港発 | 久部良港発 | 運行会社 |
---|---|---|
火・金曜日 | 水・土曜日 | |
10:00 | 10:00 | 福山海運 |
1年の気候

与那国島は1年の平均気温は約23~24℃程で、1年中夏の東南アジアの様な気温になっています。
12月や1月の真冬でも最高気温が20℃前後、8月や9月は32、3℃と意外と高くはならないものの、湿度が90%程になるので、とても暑く感じるでしょう。
おすすめシーズン
梅雨が明けた6月中旬~9月がベストシーズン。
ただし、台風が発生しやすい時期でもあるので、もし旅行の日が台風と重なってしまった場合は、飛行機や船が欠航になる可能性があるので気を付けたいです。
あとは、海開きが行わる3月中旬~4月は天気も安定していることが多く、与那国島の絶景を楽しみたい方にはおすすめな時期になります。(ただまだ肌寒い事も・・・)
日本で1番早く梅雨に入る与那国島を含む八重山諸島は、5月初旬から6月中旬までが梅雨の時期です。
キレイな海や景色が見れる可能性が低い代わりに、実は旅費が安いのもこの時期。
12月~2月の冬の時期(と言ってもそこまで寒くはない)は、雨天の日が多く、海も荒れやすいです。
おすすめ滞在日数

【結論】2泊3日がオススメ
日帰りは難しい・・・飛行機、フェリー共に便数が多くない為ほぼ観光する時間は取れないでしょう。
1泊2日でも可・・・少しハードスケジュールにはなるが不可能ではない
与那国島は1周約28kmほどでそこまで大きな島ではありません。
島内にはいくつか山もあり、アップダウンがある坂道もありますが、自転車なら約3時間程、車なら約1時間程度で島を1周することができます。
そんな与那国島は2泊3日もあれば観光するには十分の期間です。
スキューバダイビングや釣り等で人気な島なので、その目的だともっと長く滞在される方もおられるかと思います。
宿の予約は直接TEL?
与那国島には3つの集落があり、それぞれいくつも民宿やゲストハウスなどの宿舎があります。
しかし、ネットでの申し込みをしていない所も多いなと感じました。
少し面倒ですが、直接電話をして予約を取るのが無難かと思います。
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おすすめ観光スポット
与那国島では、大きく3つの集落があります。
久部良(くぶら)集落
日本最西端の地でもある集落。港町で栄えており、ダイビングや海釣りで訪れる人が多い集落です。
美味しい魚料理を食べるならココ。
祖納(そない)集落
与那国空港から2~3km程東側にある集落なので、拠点にするにはちょうどいい場所です。いくつもゲストハウスや民宿があり、空港までの送迎がある所がほとんでです。
比川(ひがわ)集落
島の南側にある、小さな集落ですが、ドラマDr.コト―診療所のロケ地で使われたことでも有名で、与那国島に来たら必ず訪れたい場所の1つです。
祖納(そない)

ティンダバナ

祖納集落へ行くと一際目立つ崖山が目に入ります。
この標高85mの天然の展望台は日本国指定名勝の1つにも数えられており、祖納集落や東シナ海の地平線を眺めることができます。

天然の展望台になっているこの場所は、豊富な湧水があり、島人たちのいこいの場所にもなっています。
ナンタ浜

浦野墓地群

いわゆるお墓なのですが、沖縄のお墓は昔ながらの文化が残っている、いわゆる琉球墓。
みなれないぼくたちがそれを目にすると、別の国の、昔の文化が残っている遺跡のようにも見え、なんとも見応えがありました。
四畳半ビーチ

その名の通り、こじんまりとした小さなビーチ。
与那国島ではこのようなビーチがいくつもあり、島民は各自でシュノーケリングや海水浴を楽しんでいるようです。
しかし、波が高く、潮の流れが激しいのでも有名な与那国島では、海に入る時は気を付ける必要があります。
東崎灯台

与那国島最東端にあり、断崖絶壁に堂々と立つ灯台は何とも見応えバツグン。

朝早く訪れて日の出を見るスポットにしても、灯台と崖と海がとても映えて絶景を見れることでしょう!
東崎展望台

東崎灯台へ行く前に広がる草原エリア。
そこではなんと天然記念物に指定されている与那国馬が放牧されており、近くまで行くことができます。

与那国馬は、体高およそ110-120cmと小型で、ポニーに分類されます。
とても優しい性格ですが、接する時には最新の注意と心配りを忘れないようにしましょう。
アリシ展望所

ちょうど東崎灯台がある崖の下に広がる草原で、下から崖にそびえる灯台を眺めることができます。
東崎灯台と一緒に訪れたいスポットですが、与那国馬の糞がたくさん落ちているので足元には注意が必要です。
比川(ひがわ)

軍艦島展望台

その名前通り、まるで軍艦が荒波の海を進んでいるかのような岩。
以前は近くまで進むことができましたが、現在ではキケンだからか、近づくための通路が封鎖されています。

少し距離がありますが、展望台から見えるようになっているので、そこから景色を楽しみましょう。
立神岩展望台

与那国島のシンボルとも言われている海にそびえ立つ巨大な岩は、

海鳥の卵を取ろうとこの岩に登って下りられなくなった若者が、神に祈りを捧げて眠り、眼を覚ましたら無事に戻れていたという伝説があるみたいです。
人面岩

まずはじめに言っておきます!
あまり整備されてない草木が生い茂った山道を進んで行かないといけません。

車道を走っていると南側に細い道が現れます。
車やバイクは入れないので、ここから歩いて坂道を登って行きます。

道は細くジャングルを進んでいるようでした。
そしてハブも見かけました!気を付けて進みましょう。

10~20分程進むと、左側に小さく「人面岩」と書かれた小さな看板が!?
ほんとに良く見ないと見落としてしまいそうです。
でも、肝心の人面岩はまだ見当たりません。

さらに奥へ進むとドーンと人面岩が現れました。
確かに人の顔に見える!
がしかし・・・これだけでした。
ここまでジャングルの様な道を進んで来た労力に見合ったものかと言われると・・・ぼくは少し疑問が残りました。
Dr.コトー診療所

ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地で使用された志木那島診療所があり、実際入ることもできます。
入場料は大人(15歳以上)300円、団体(10人以上)1人200円、島民無料。
子供料金は書かれてなかったので、きっと15歳未満は無料だと思います。

診療所を入ると無人で、入場料はセルフで受付カウンターにおいてある箱の中に入れます。

ホントに小さな診療所みたいに内はしっかり部屋があり、ドラマを見てた人はテンションが上がる場所ではないでしょうか。

ちょうど目の前に広がる比川浜は緩やかなキレイなビーチになっているので、海水浴やシュノーケリングが楽しめる場所になっています。
ロケ地巡りと一緒に海で遊んでみてはどうでしょう。
与那国海塩

久部良(くぶら)

日本最西端の碑


久部良バリ

海底遺跡観光船

ダンヌ浜


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まとめ

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