三重県熊野市という場所をご存じですか?
三重県南部にある海に面している市でけっして都会ではないですが、たくさんの魅力的な観光スポットがあります。
今回はそんな熊野市の世界遺産を紹介します!
花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)

【住所】〒519-4325 三重県熊野市有馬町130
【電話】0597-89-2881
【Webサイト】https://hananoiwaya.com/
花の窟(いわや)神社は日本書紀にも記されている日本最古の神社と言われています。
日本書紀によると、皇室の祖先とされる女神アマテラスオオミカミの母神であるイザナミノミコトは、火の神カグツチ神を産んだとき、火傷を負って死にこの地に葬られたとされています。


平成16年7月に花の窟を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されました。
獅子岩(ししいわ)

【住所】〒519-4324 三重県熊野市井戸町 獅子岩
七里御浜にある巨大な岩はまるで獅子が大洋に向かって吠えているような形をしています。
高さ約25mもあり近づいてみるとすごい迫力があります。
鬼ヶ城(おにがじょう)

鬼ヶ城とは、海風蝕と数回の大地震で隆起した凝灰岩の大岩壁で、その周りを約1.2kmの遊歩道コースが整備されており絶壁の上を歩くことができます。
荒波や地震によって作り出された様々な巨岩や洞窟がとても見ごたえあるスポットになっています。
【住所】〒519-4323 三重県熊野市木本町1835
【電話】0597-89-1502
【Webサイト】http://onigajyo.jp/


昔、桓武天皇(737~806)の頃、この地に隠れて熊野の海を荒らしまわり、鬼と恐れられた海賊を退治した伝説に基づいて鬼ヶ城と言われるようになった。
七里御浜(しちりみはま)

【住所】〒519-5203 三重県南牟婁郡御浜町下市木
熊野市から紀宝町に約22kmも続く、日本で一番長い砂礫(されき)海岸。
この七里御浜は「世界遺産(浜街道)」「日本の渚百選」に選ばれた美しい海岸で、ここに世界遺産「獅子岩」や「鬼ヶ城」も見ることができます。


そして毎年8月17日に行われる熊野大花火大会は、直系約600mに広がる3尺玉海上自爆や、船から海へ次々と投げ入れられ、海上で扇型に咲く花火などがとても見ごたえがあります。
2022年は新型コロナウイルスの影響の為中止となり残念でしたが、また来年以降の開催を楽しみにしましょう。
熊野古道(くまのこどう)

熊野古道とは、熊野本あ宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社の総称である「熊野三山」へと詣でるために古くから全国各地より多くの人々が訪れるための参詣道のことです。
参詣道は、「紀伊路」「小辺路」「中辺路」「大辺路」「伊勢路」「大峯奥駈道」といくつもあり、三重県、奈良県、和歌山県、大阪府に跨っているが、特に三重県にある「伊勢路」は伊勢神宮と熊野三山の二大聖地を結ぶ道で、景観や歴史が随所に息づいています。
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