島根県にある世界遺産、石見銀山についてご存じですか。
石見銀山は1,000近くの間歩(まぶ)と呼ばれる銀採掘坑道が見つかっており、様々な山へ点在しています。
世界遺産の石見銀山って
どこへ行けばいいの?
と思っている方もいるのではないでしょうか。
ここでは、巨大世界遺産・石見銀山のおすすめ観光コースを紹介します。
世界遺産石見銀山遺跡とは
日本海の航海中の船の上から、山が光ったことから見つけられたとされている石見銀山。
この銀山をめぐって武将による銀山の争奪戦が行われた。
10回ほど支配していた武将が変わったが最終的には広島の毛利元就が支配。
まずどこが世界遺産なのか・・・
この画像のように、主に銀が掘られていた洞窟がある山のエリアだけが世界遺産だと思われがちですが、
銀を日本海に運ぶための海道も、武将が銀山を納めるために築いた山城も、人々が住んでいた町並みも、全て含めて世界遺産になっています。
その大きさ330㎢!ここ全てが世界遺産に認定されています。
もはやその広さは自然遺産なみの大きさになっています。
3つのエリア
石見銀山を見て回る為に、大きく3つのエリアがあります。
1つ目は何と言っても石見銀山最大級の洞窟(間歩まぶ)の大久保間歩(おおくぼまぶ)ツアー!
ここは、ツアーでないと中に入って見ることができません。
次に、個人だけでも見て回ることができる、龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)がある銀山エリア。
そして昔ながらの江戸の町並みの雰囲気をが残る町並みエリア。
おすすめルート順に紹介しますね。
大久保間歩(おおくぼまぶ)ツアー
大久保間歩は全長約900mもある銀山の中でも群を抜く規模の広さ。
(実際見て回れるのは175m地点までです。)
江戸時代から明治時代にかけて開発され、当時の手堀りの跡や火薬を使って掘り広げられた跡、そしてトロッコを使用していた沈木などがよく残っています。
この大久保間歩は個人では入ることができません。
必ずツアーに申し込みをしてガイドさんと一緒に回ることになります。
旅行にはツアーを利用しない派のぼくですが・・・それでもやっぱこのツアーはとても良かったです。
- ツアー期間
3月1日~11月30日までの
金・土・日・祝日・お盆期間のみ
※12月~2月は休抗のためツアー中止
- ツアー代金
大人ー3,700円
小中学生ー2,700円
※小学生未満の参かはできません
- 集合場所
石見銀山世界遺産センター
ツアーは1日4回のみ、各定員は20名まで。
定員に空きがあれば、当日でも申し込み可。
ツアー時間は約2時間になります。
石見銀山世界遺産センターからこの町並みエリアまでは、約2kmほど。
定期的に出るバスを利用して向かいましょう。
体力に自信がある方は歩いても行けますよ。
江戸雰囲気が残る町並みエリア
石見銀山を採掘していた人々が暮らし、銀山と共に発展していった町並みエリアまで向かい、レンタルサイクルするのがおすすめ!
町並みエリアは、江戸時代の雰囲気を残す景色に、神社や当時の商家や武家、役人の家など見学できるスポットもたくさん。
もちろんお土産屋さんや食事ができるカフェや食べ歩きができそうなお店など、楽しく散策できます。
レンタルサイクルで町並みを楽しみながら、次の龍源寺間歩へ向かうのがおすすめです。
レンタルサイクル河村
【レンタルサイクル河村】
- 料金
- 電動自転車ー2時間700円
- 普通自転車ー3時間500円
- 営業
- 8:30~17:00
- 12月~2月は16:30まで
- 定休日
- 1月1日
- 電話
- 2854-89-0633
龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)
龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)は、大久保間歩(おおくぼまぶ)に次ぐ大坑道です。
その長さは600mに及びますが、一般公開されているのはその4分の1程しか見ることができませんが、その坑道には当時のノミの跡がそのまま残っていたり、垂直に100m掘られた堅坑など見ることができます。
【時間】9時~17時 (冬季は16時まで)
※最終入場は10分前まで
【料金】大人-410円・小人(小中学生)210円
※団体割引20名以上から
まとめ
世界遺産石見銀山はとても広大なので、たくさんの観光スポットやグルメなどいくつもの楽しみ方ができます。
今回は石見銀山の1番の見所、王道コースを紹介しました。
これを参考にし、自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。
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