尾道には、尾道駅から約2Kmもかけてたくさんのお寺が建てられている、その数25寺!
その中の代表的な7つのお寺を巡り、朱印色紙に各お寺の朱印を集めていく「七佛めぐり」とものがあるのをご存じですか?
尾道を代表する由緒ある7つのお寺を回ることで、様々なご利益やご縁を、尾道の町並みを楽しみながら回ることができます。
ですが、はじめてチャレンジする方は、
「どこからスタートしたらいいのか」「朱印色紙はどこで手に入れるか」
など疑問もあると思います。(実際ぼくがそうでした・・・)
ということで!
そんなはじめて「尾道七佛めぐり」をチャレンジされる方のために、1から簡単に解説していきます。
!この記事はこんな人におススメ!
- 「七佛めぐり」がはじめての方
- 朱印色紙の手に入れ方は?
- 費用がいくらかかるの?
- どこのお寺に行けばいいの?ルートは?
- 実際お寺に行ってどこで御朱印押してもらうの?
尾道生まれで「古寺コース」を
幾度となく歩いたことのある
ぼくが紹介するよ☆
尾道古寺めぐりコースの全てのお寺を巡る最適ルート紹介や、立ち寄りたい「坂道カフェ」紹介もしているのでよければ下の記事もチェックしてみてくださいね!
「七佛めぐり」コースマップ
「七佛めぐり」Q&A
朱印色紙はどこでもらえるの?
ご朱印を押してもらうための朱印色紙は、結論どこのお寺(7つのお寺)でも購入できます。
料金は700円(色紙代とそのお寺のご朱印代)、他のお寺でのご朱印料は1ヶ寺300円になります。
ご朱印はどこでもらえるの?
各お寺の住職さんに押してもらえるご朱印ですが、各お寺によって場所が決められています。
下の各お寺の項目でそれぞれの場所を紹介します。
基本チャイムを押す
それぞれのお寺ではいつも住職さんが待機しているわけではありません。(千光寺以外)
なので、普通の家のチャイム(呼び鈴)を押すようにそれぞれのお寺のチャイムを押して住職さんを呼びましょう。
ほんとに普通の家の玄関みたいな所もあります。
やっぱ順番で押していきたいって方は・・・
「持光寺」からスタートしましょう。
この記事も、順番に紹介していってます。
もちろんどこのお寺からでもスタートできるので、こだわりがない方は、ご都合がいいお寺からスタートしてみてください。
【持光寺】延命祈願
持光寺(じこうじ)の石の山門は別名「延命門」と呼ばれ、開運長寿を願いながらこの門をくぐれば、延命・現世安穏・後生安楽のご利益があります。
またこのお寺では「にぎり仏」という、願いを込めて粘土をにぎり、世界で1つ自分だけのお守りをつくることができます。
【持光寺】ご朱印をもらう場所
正面の門から入り、本堂の右側にある小窓の所でご朱印を押してもらいます。
尾道駅から1番近い持光寺をスタートにする方が多いと思いますが、最初だけ700円で、そのお寺のご朱印を押してもらったご朱印色紙をもらえます。
【天寧寺】病気平癒祈願
天寧寺(てんねんじ)では、本堂の左側に祀られている通称「さすり仏」は、病人が患っている箇所と同じ場所を撫でると治るという信仰があります。
4月から5月にかけては枝垂桜や牡丹などきれいな花々が咲く境内も見どころです。
【天寧寺】ご朱印をもらう場所
正面の門から入ると、そのまま真っすぐ正面の入り口から入った場所でご朱印を押してもらいます。
順路では2番目にこの天寧寺になっていますが、色紙では先に千光寺っぽい?
先に千光寺に行って天寧寺でも順路的にはスムーズに行けるので、色紙を順番に埋めたい方は先に千光寺に行ってもいいですね。
【千光寺】開運厄除祈願
千光寺(せんこうじ)では、縁結び・試験合格・交通安全・病気平癒・延命長寿などなど、様々な開運厄除のご利益があり、老若男女問わず参拝される方が多いです。
【千光寺】ご朱印をもらう場所
千光寺までの長い階段を登り切ったら、右側にある本堂を通り過ぎた先の「大師堂」という大きな岩に囲まれた所でご朱印を押してもらいます。
ここでは、お守りやリーフレットなども購入できるので、基本誰か人がいることがほとんどです。
千光寺以外では、チャイムを押すことが多いでしょう。
【大山寺】合格祈願
大山寺(たいさんじ)は、「一心に願い事を念ずれば心願成就の暁には軽々と上がってくださる」といわれている、受験生にはもってこいの合格祈願のご利益があります。
その他に、境内には「三猿像」(見ざる、言わざる、聞かざる)が祀られ、家内安全・息災延命・長寿・商売繁昌・盗難除けなどのご利益があります。
【大山寺】ご朱印をもらう場所
大山寺では左右に門があり、そのどちらの門から入ってもその間くらいの「納経所」という場所でご朱印を押してもらいます。
七佛めぐりの旗がかかっているのでわかりやすいとおもいます。
チャイムを鳴らしてお邪魔しましょう。
【西國寺】健脚祈願
大草履の仁王門が有名な西國寺(さいこくじ)は、往古より健脚の寺として参拝者が絶えず、願立ての証の大小の草履がところ狭しと奉納されています。
【西國寺】ご朱印をもらう場所
仁王門を抜けると左右にある2つのお寺を通り過ぎ(左-慈善院・右-金剛院)、階段を登り2段目へ。
正面の赤い建物の右側を通り、また階段を登り3段目へ。
3段目に上がると左側へ進み、「青銅大不動明王像」の手前でご朱印を押してもらえます。
【浄土寺】必勝祈願
浄土寺(じょうどじ)では、秘仏十一面観世音菩薩は別名「身代わり観音」と呼ばれ、足利尊氏が武運長久を祈り湊川の決戦で勝利したことから勝負ごとの前の必勝祈願のご利益があります。
他にも、厄除・開運祈願・安産祈願などのご利益があり、妊婦さんの参拝も多いです。
【浄土寺】ご朱印をもらう場所
正面の門から入り、左手側へ進んだ1番奥の「界積香」という場所でご朱印を押してもらえます。
(門の右側にも「七佛めぐり」の看板が出てるが、そこは違うので注意)
【海龍寺】技芸上達祈願
海龍寺(かいりゅうじ)は、江戸時代末期、大阪から文学師匠を招き余暇を楽しみ、師匠の死後、供養のために建てられたと記されています。
そのため右側にあるお経塚を撫でながら念じることで、参拝者の持ち前の才能が開花する技芸上達祈願のご利益があります。
【海龍寺】ご朱印をもらう場所
正面の門から入り、すぐ左側の奥まで進んだ場所でご朱印を押してもらえます。
7つの御朱印を集めたら
おめでとうございます!
7つのご朱印を揃えると、最後のお寺で紙掛け軸と七佛めぐり専用布(?)がもらえます。
ぼくが行ったときは令和4年だったので、寅年バージョンでした。
実家の壁に飾ってみました。
やはり1つずつご朱印を集めながら、だんだん色紙が埋まっていく達成感がとてもあって楽しかったです。
まとめ
いかがでしたか?
この七佛めぐりは、家族や友人、恋人と一緒に、また1人旅でも気兼ねなく楽しくお参りができます。
各お寺の様々なご利益を受けながら、四季を通して尾道の街並みの景色も楽しめます。
尾道へ来られた際にはぜひ七佛めぐりに時間を使ってみてください。
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