【世界遺産】石見銀山最大級「大久保間歩(おおくぼまぶ)」

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島根県にある世界遺産石見銀山(いわみぎんざん)

巨大世界遺産・石見銀山、約1,000ヶ所もある間歩(まぶ・銀を掘っていた洞窟)の中でも最大級の大きさ、大久保間歩(おおくぼまぶ)を紹介します。

ここでは、石見銀山へ訪れたときにどのように見て回ればいいかみなさんにシェアしていきます。

世界遺産石見銀山遺跡とは

まずどこが世界遺産なのか・・・

この画像で見える赤の光ように、主に銀が掘られていた洞窟がある山のエリアだけが世界遺産だと思われがちですが、

銀を日本海に運ぶための海道も、武将が銀山を納めるために築いた山城も、人々が住んでいた町並みも、全て含めて世界遺産になっています。

この光が見えている所全て!その広さ330㎢!

もはやその大きさは自然遺産なみの大きさになっています。

大久保間歩(おおくぼまぶ)とは

大久保間歩は全長約900mもある銀山の中でも群を抜く規模の広さ。
(実際見て回れるのは175m地点までです。)

江戸時代から明治時代にかけて開発され、当時の手堀りの跡や火薬を使って掘り広げられた跡、そしてトロッコを使用していた沈木などがよく残っています。

この大久保間歩は個人では入ることができません。

必ずツアーに申し込みをしてガイドさんと一緒に回ることになります。

旅行にはツアーを利用しない派のぼくですが・・・それでもやっぱこのツアーはとても良かったです。

  • ツアー実施期間
    3月1日~11月30日までの
    金・土・日・祝日・お盆期間のみ
    ※12月~2月は休抗のためツアー中止
  • ツアー代金
    大人ー3,700円
    小中学生ー2,700円
    ※小学生未満の参かはできません
  • 集合場所
    石見銀山世界遺産センター

ツアーは1日4回のみ各定員は20名まで
定員に空きがあれば、当日でも申し込み可
ツアー時間は約2時間になります。

※服装・・・長袖、長ズボン、サンダル不可で靴(シューズ)でなければいけません。
 もし用意がない場合は、上に羽織る上着、シューズのレンタルしてもらえます。

※洞窟内はとても寒く、ぼくが行ったとき(5月)でも9度でした。
 羽織るものがあるほうが絶対いいです。

石見銀山世界遺産センター

まず、大久保間歩のツアーのスタート地は石見銀山世界遺産センターからになります。

ぼくは何も分からず訪れましたが、ちょうどGW明けで空きがありその場で申し込みができました。

係員の人曰く、昨日だったら無理だったねとのことでした。

ここの待合所でツアーの時間まで待ちます。

出発時間の30分前には集合して、ガイドさんの紹介や石見銀山の歴史の説明などをしてもらえます。

この空から見た銀山全体の模型もこの世界遺産センターで見れます。

ここで大体の位置関係や距離などを掴めるので、旅行の計画を立てやすいです。

バスの中でもガイドさんが説明

定刻の時間になったらシャトルバスに乗って、大久保間歩の銀採掘をしていた洞窟まで向かいます。

バスの中でもガイドさんが丁寧に説明をしてくれます。

注意事項

  • バスを降りたら山登りコースになるため山道を歩ける靴、長袖長ズボンでなければいけません
  • 銀山の中はとても寒いです。
    (5月でも内部は9度)
    羽織る上着を持っていくことをおすすめします
  • シューズ・羽織る上着のレンタルあり

山のふもとに到着

バスを降りるとそこからは登山道になります。

ですが、上り坂はあるものの本当の登山に比べると思ったよりキツイ登山道ではありません。

登山用の木の杖が必要な方は貸してもらえます。

ここに生息する植物や、落ちてる石、時折見える銀山のむき出しになった岩山などガイドさんが説明をしながら引き連れてくれます。

しばらく進むと銀山入口が見えてきます。

銀山入口

大久保間歩の入り口です。

この日は良い天気で、普通に町を歩くのにも少し汗ばむくらいの、半袖半ズボンでもいいくらいの気温でした。

でも入口の前に行くともうすごくひんやりとした空気を感じれました。

入口前で洞窟内部に入る為のヘッドライト付きヘルメット長靴を貸してもらい、ここより先にはカメラ類以外の荷物は持ち込めないので、ここのスタッフさんに預かってもらいます。

一応スタッフさんがずっといてくれますが、万が一のために貴重品はバスに乗る前のコインロッカーを利用する方がいいと思います。

大久保間歩の内部

ガイドさんと共に洞窟内を進んで行きます。

ガイドさんのライト、それに自分たちのヘッドライトがなければほんとうに真っ暗闇。

洞窟内部はとても広く全長約900m、高さ20m横幅15m奥行30mにもなる採掘場もあります。
(実際ツアーで見学できる範囲は175m地点までです。)

山口県秋吉台などにある鍾乳洞みたいな自然によって作られたものと違って、これは全て人の手によって作られた(掘られた)もので、それもなかなか凄いことだなと肌で感じました。

様々な採掘された後や、それを運ぶための穴、またその穴に繋がりトロッコを使って運ぶための道など洞窟内部はとても入り乱れていました。

これはガイドさんいないと迷子になってしまいますね。

この場所が見学できる1番深い場所でした。

もちろん洞窟はもっともっと奥深くまで続いています。

ここの見学をした後、引き返しまた出口(入口)へと向かいました。

ここから出たら来た山道を下り、バスに乗ってスタート地点の世界遺産センターまで戻ります。

約2時間程のツアーになります。

洞窟から出たところでガイドさんに写真を撮っていただきました。

何枚か撮っていただき、カメラを返してもらう時「3人ともよく撮れてるよ」とにっこりガイドさん。

「えっ!?」と一瞬思ったけど、そこはもちろん冗談。

説明も詳しく分かり易く、面白い気さくなガイドさんでとても満足できました。

みなさんもぜひ参加してみてください。

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にしたくと

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