「日本100名城」の1つ【鬼ノ城】散策コースがまるで空中散歩

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どうもこんにちは、旅行ブロガーのにしたくとです。

「日本100名城」の1つに選ばれる鬼ノ城は、岡山県総社市にある古代山城の跡地です。
そこには、まるで空高く空中散歩をしているようなウォーキング散策コースがあります。

絶景を眺めつつ古代山城の跡地を巡りながら歩く散策コースがとても素晴らしかったので、紹介します。

鬼ノ城とは

鬼ノ城とは7世紀後半に標高約400mの場所に築かれた古代山城で、現在はお城自体は復元されておらず見ることはできません。
ただお城の周りにあった城門や水門、高石垣などは見ることができます。

この鬼ノ城は、いつ、どんな目的で築かれた城なのかは記録には残ってません。
伝承では温羅(うら)と呼ばれる鬼神が築いたと言われています。
温羅(うら)とは千数百年前、朝鮮より渡来した一族で吉備地方の人々を苦しめていたのを大和朝廷が派遣した吉備津彦命が退治した伝説が残り、それが昔話「桃太郎」の原型になったとされています。

桃太郎って鬼ヶ島へ海を渡って行ったと思ってましたが、本当は山登りだったんですね。
お供の犬・猿・雉を見ても海を渡るより山の方がしっくりきますね。

散策コース

鬼ノ城には標高400mほどある鬼城山の周りに、全長約3㎞・所要時間1~2時間程度の散策コースがあります。
まるで空中散歩しているような絶景を見ながら歩ける散策コースはとても気持ちよく登山を楽しみながら鬼ノ城跡地を見れるのでとてもおすすめです。

何台も停めれる広い駐車場があります。
そこからおよそ600mほど坂道を登って行くと西門へ着きます。
そこから散策コースに入ることができます。

展望デッキ

駐車場から散策コースまでの途中展望デッキがあります。
木製のつり橋の様な橋を渡ると開けたスペースがあり、そこから広がる平野部や瀬戸内海、さらに四国の山々の眺めは絶景です。

展望スペースから散策コースのスタートにある西門が見えます。
西門と一緒に見る風景は格別です。

西門(復元)

散策コースに入ってすぐにあるのは展望スペースから見えた復元された西門。
西門跡はきわめて良好な状態で残されていたので、日本初となる古代山城の城門の復元になりました。
この西門が鬼ノ城跡地のメインとなるポイントです。
ちなみに門はくぐれますが、2階3階に立ち入ることはできません。

南門・東門・北門

南門
東門
北門

散策コースには4つの城門跡が見れます。
1番最初に見れる西門のように復元はされていませんが、どの城門も巨大な木の柱が建てられ、通路の床や側面には岩石が敷き詰められており敵からの侵入を防ぐ防御機能が高められています。

朝鮮から渡来した温羅(うら)によって造られただけあり、他の日本城とは違う珍しい造りになっているんだなと感じました。

敷石

鬼ノ城では城壁の下の面に接して板石を多数敷きつめられており、幅の広い所だと5mとなる所もあります。
この敷石は通路としての役割もあるが、もともとは雨水等が城壁を壊すのを防ぐことを目的としたものと考えられてます。
この敷石は多くの区間に敷かれており、総重量は数千トンにもなります。
日本の古代山城では鬼ノ城にしかない珍しいものになります。

水門

ここには6つの水門があり、水流に堪えるよう下部の内外面とも石積みにし、上端に通水口を設けており上部は土を少しずつ入れて突き固めた版築土塁にしています。

その他いろんな跡地や高石垣

その他にも鍛冶工房跡管理棟跡など様々な跡地を散策コースを周りながら見ることができます。
これだけ広い敷地にたくさんの跡地が見られる鬼ノ城は、とても巨大な敷地を持った古代山城だったんだと予測ができますね。
また高石垣もいたるところで見られますが、特に城外に突き出でた断崖絶壁にある「屏風折れの石垣(高石垣)」は西門に並ぶ鬼ノ城のメインスポットです。

まるで空中散歩

多少のアップダウンもありますが、基本標高の高い所を歩くのでまるで空中散歩をしているよう絶景を楽しみながら散策コースを周れます。
1周回ると多少距離がありますが、時間を忘れるくらい気持ちよく歩けるのでとてもおすすめです。

アクセス

【住   所】〒719-1101 岡山県総社市奥坂
【電   話】0866-99-8566
【公式サイト】総社市公式観光WEBサイト
【営 業 時 間】8:30~17:00
【定 休 日】月曜日(祝日の場合翌日)・12月29日~1月3日

岡山自動車道、岡山総社ICから8.5km、車で約20分
JR総社駅からタクシーで約30分

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まとめ


どうでしたでしょうか?
「鬼ノ城」散策コースは、登山好きとお城好きが同時に楽しめるようなとても魅力的な観光スポットです。
城門や石垣など古代山城跡地を見ながら歩けるので、絶景を楽しみながらも歴史も感じることができるのでとてもおすすめな場所です。

みなさんもよければ是非訪れてみてくださいね。

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