広島にある世界遺産と言えば、宮島厳島神社と平和記念公園の原爆ドーム
特に広島人にとって平和記念公園は特別な場所です。
戦争・原爆の歴史を割るれないためにも、広島へ訪れた時には是非立ち寄ってもらいたい場所の1つです。
アクセス
【住所】広島県広島市中島町1丁目
【電話】082-247-6738
(広島市観光案内所)
【交通】広電原爆ドーム前駅からすぐ
広島市HP・平和記念公園について
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/hiroshima-park/7480.html
平和記念公園
1996年に世界遺産へ登録された原爆ドームをはじめ、平和資料館や慰霊碑などが集まる大きな公園。
1945年8月6日8時15分、広島人なら時間まで正確に言える方が多いのではないでしょうか。
人類初の原子爆弾が広島へ投下され、その歴史を忘れない為とても大切な場所になっています。
全ての日本人、そして海外の方にも訪れてもらいたい場所です。
春になると桜の木が多く植えてあり、満開の時期はとてもキレイでお花見スポットとしても有名です。
訪問時期は、毎年行われている平和記念式典がある8月6日か、桜満開の春がおすすめです。
原爆ドーム
1996年に世界遺産として登録された被爆当時の姿のまま残る原爆ドーム。
崩れ落ちた外壁やむき出しになった鉄骨の痛々しさから、原爆の恐ろしさと永遠の平和への願いの象徴とされています。
危険なので中には入ることはできませんが、すぐ近くから見るその姿は迫力があります。
原爆の子の像
原爆で被爆し白血病で12歳という若さで亡くなった佐々木偵子(さだこ)さんと、被爆の犠牲となった子どもたちのための慰霊碑。
偵子さんは闘病中「折り鶴を1,000羽折ったら願いが叶う」と信じ、処方された薬の包み紙で毎日1羽ずつ病室で折り鶴を折るのですが、1,000羽になる前に亡くなってしまいます。
この話は、広島県の小学生は夏になると平和学習の時間になると習うお話の1つです。
そして毎年8月6日には、折り鶴を1,000羽集めた「1,000羽鶴」が世界中からこの原爆の子の像の元へ、1000万羽以上も届けられます。
原爆死没者慰霊碑
世界最初の原子爆弾によって壊滅した広島市を、平和都市として再建することを念願して設立されたこの原爆死没者慰霊碑。
ここには「安らかに眠って下さい。過ちは繰返しませぬから」と刻まれている。
8月6日の平和記念式典では総理大臣がこの慰霊碑の前で演説が行われるのを目にしたことがあるのではないでしょうか。
平和の鐘
核兵器と戦争がない世界の達成を目指し、原爆被災者広島悲願結晶の会が建設したこの平和の鐘。
ここに来られた人は誰でも鳴らすことができます。
平和記念式典で使用される鐘と平和の時計塔のチャイムを含め、残したい日本の音風景100選にも選ばれています。
広島平和記念資料館
2019年にリニューアルオープンされた平和記念資料館。
焼け野原となった被爆直後の写真や被爆者の遺品など、様々な展示物を目にすることができます。
小学生の頃、資料館で見たその衝撃は人生ではじめての経験だったことを今でも記憶しています。
間違いなくこどもだったぼくの平和、戦争、原爆について強く考えさせられた瞬間で、できたら全ての人にこどものうちから訪れてもらいたい場所だと思います。
【広島平和記念資料館~ご案内~】
- 入館料・・・大人ー200円・高校生100円・中学生以下ー無料
- 休館日・・・12月29日~1月1日
- 開館・・・・8時30分(閉館時間の30分前まで入館可能)
- 閉館・・・・18時(8月は19時・12月~2月は17時)
(2022年3月1日現在)
まとめ
人生で1度は必ず訪れてもらいたい広島平和記念公園。
ぐるっと公園全てを回ろうと思うと、1~2時間程度かかります。
広島にはお好み焼きやカキなどの美味しいグルメや、宮島厳島神社などの観光スポットもたくさんあります。
観光と一緒に平和について学習する機会を設けてみてもいいですね。
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