街が世界遺産マレーシア「マラッカ」のおすすめ散策スポット

マラッカとは、マレーシアにある街の１つで、首都のクアラルンプールから南へ約150km程の場所にあります。

1400年にマレーシア初となる王朝が成立したマラッカには、様々な歴史と文化が一獲千金を夢見た中華系の人や、この地を支配した西洋列強の文化が積み重なったミックスカルチャーがマラッカならではの独特な雰囲気が街全体から感じられます。

おすすめ交通手段

マレーシア首都のクアラルンプールからは約150Kmほどあるので、交通手段は値段が高いタクシーよりはバスがおススメ！

電車は直接便が出ていないので少し不便です。

シンガポールからマラッカへ国境を越えて行ってみた

ぼくがマラッカへ行ったときは、シンガポールからの高速バスで向かいました。

シンガポールからも直接便がでており、クアラルンプールから往復するよりも、シンガポールへ行った後にマラッカを経由してクアラルンプールへ行く方がいいなと感じました。

でも「国が変わるので入国審査があって不安だし大変そう」って思いますよね？ぼくも思いました。

日本人は陸地での入国に慣れていない人が多いと思いますし、ぼくもそうでした。

結論、陸地での入国審査は空路と比べてとても楽で、合計10分程で終わりました。

これもシンガポールからバスで行くおすすめの１つですね。

逆にこんなに簡単に入国させていいの？と心配になってしまいました。

おすすめ観光スポット

オランダ広場

まず世界遺産になっているマラッカの街へ足を踏み入れたら最初に目にするのがこのオランダ広場。

オランダ建築様式が集まる広場で噴水や時計台などがシンボルとなり、一面サーモンピンク色な世界は訪れていて足が軽く見ごたえバツグン！

その通りには様々なお店が出ており、マラッカならではのお土産が買えます。

日本にはない珍しいものを見て回るだけでも楽しいので、ウインドウショッピングでもOK。

残念ながらシンボルの１つの時計台は現在修理中でした。（2022年9月現在）

見た感じそんなに時間はかからないだろうという雰囲気はありましたので、みなさんが訪れる時にはきっと良いシンボルとして立っているでしょう。

セントポール教会

ポルトガル人のキリスト教布教の拠点として1521年に建設されたセントポール教会。

日本人には有名なフランシスコ・ザビエルが日本に来る前に立ち寄った教会で、またザビエルの死後９ヶ月間も遺体が安置されていた場所です。

現在は廃墟になっているものの、遺跡のような雰囲気で観光客の足が途絶えません。

下で紹介するサンチャゴ砦の横にある階段を登って、高台の上にあるので少し登るのがきついです。

ですが、ここから見えるマラッカタワーとその背後に広がるマラッカ海峡は絶景と呼べるスポットでマラッカで記念撮影をするならここがおすすめの１つです。

サンチャゴ砦

1511年にポルトガルの総督が建築した要塞で何台も置かれている大砲はとても迫力あり！

現在は石造りの門と大砲のみだが、当時は丘全体が高い塀で囲まれていたらしい。

マラッカでは１番古いヨーロッパ建造物になります。

今にも崩れそうな雰囲気です。

フランシスコ・ザビエル協会

フランシスコ・ザビエルの功績を称えて建てられたゴシック様式の美しいカトリック教会。

ザビエル像とザビエルを日本に導いたと言われているヤジロウ像が並んで立っています。

マラッカ船クルーズ

街全体をぐねぐねと流れているマラッカ川航行するマラッカ船クルーズ。

マラッカの街並みを裏側から見ることができ、伝統的なマレー家屋も見ることができます。

ただし・・・マラッカ川はキレイとはお世辞にも言えません。

マラッカタワー

マラッカの街並みを360度展望できるアトラクション。

ガラス張りの展望台に乗り込み、地上80ｍの塔の先端まで上昇して降りてきます。

所要時間約10分。

意外と都会なマラッカ

ぼくはマラッカの街は古い歴史のある建物ばかりだと思っていましたが、少し歩くと大きなデパートやお店、道も広く交通量もハンパなく多いです。

大きなショッピングモールもいくつかあり、日本で見るような景色が見られます。

なにか必要がある物があればここまで行ってみるといいですよ。

いろんなレストランやマックやスタバなどたくさんあるので、安定の味を求める方は是非！

オランダ広場から10分程歩いたくらいです。